健康に重要な膵臓!
健康に重要な膵臓!
レントゲンでは見れないけど健康に重要な膵臓は見逃されがちで気がついたら大事になるケースが多いらしいです。
自分の父も膵臓と肝臓の繋ぎ目に癌が出来、気がついた時は肝臓に癌が広がってそのまま亡くなったのです。
その事態を最初から最後まで看病で体験したことから膵臓については頭から離れませんが、
血液検査で肝臓のチェックと腫瘍マーカーくらいで余り詳しく調べたことがありません。
今度MRIでチェックしてみようと思っています。
すい臓は胃の裏側あたりで、十二指腸(小腸)に抱き抱えられるようにある臓器です。
長さは約15cmで、重さは約70gですから、かなり小さい臓器です。。
「膵頭部」「膵体部」「膵尾部」の3部位に大きく分けることができ、中には「膵管」という管が十二指腸までつながっています。
すい臓の働きは1.膵液(すい液)の分泌、2.血糖調節ホルモンの分泌です。
1.膵液の分泌:
膵液とは「三大栄養素(糖質・脂質・蛋白質)」の消化酵素を含む弱アルカリ性の液体です。
食事をすると十二指腸に分泌されて、食べたものを分解(消化)します。
何らかの原因(胆石やアルコールなど)によって、消化酵素がすい臓内で活性化して、
自分を溶かしてしまう(自己消化)ことがあります。
このようにして起こる急性の炎症を「急性膵炎」といいます。
2.血糖調節ホルモンの分泌:
すい臓は「インスリン」「グルカゴン」「ソマトスタチン」という3つのホルモンを分泌してます。
インスリンは血糖値を下げるホルモンです。
グルカゴンは血糖値を上げるホルモンです。
ソマトスタチンはインスリンやグルカゴンの分泌を抑制するホルモンです。
血糖値を上げるホルモンは、成長ホルモンやコルチゾールなど他にもいくつかありますが、
血糖値を下げるホルモンは、すい臓から分泌される「インスリン」しかありません。
そのため、インスリンの分泌が低下すると、血糖値を下げることができず「糖尿病」を招きます。
すい臓が悪くなると膵液の分泌が低下して「食欲不振」「体重減少」「脂肪便」などが起こります。
また、血糖調節ホルモンの分泌が低下して「高血糖(糖尿病)」といった症状が現れることがあります。
膵臓の状態については常に気をつけるようにしましょう!