前頭側頭型認知症!
前頭側頭型認知症!
大好きな映画俳優ブルース・ウィリス氏が67歳にして前頭側頭型認知症と診断された旨公表されました。
2022年3月30日に俳優の引退を発表しましたが、理由が台詞を覚えられないことだったので、
何か初期症状があったのかも知れません。
これまでの主な出演映画は次の通りです。
ダイ・ハード シリーズ
イン・カントリー
ベイビー・トーク シリーズ
ハドソン・ホーク
ビリー・バスゲイト
ラスト・ボーイスカウト
永遠に美しく・・・
スリー・リバーズ
パルプ・フィクション
ノーバディーズ・フール
12モンキーズ
ラストマン・スタンディング
フィフス・エレメント
ジャッカル
マーキュリー・ライジング
アルマゲドン
マーシャル・ロー
シックス・センス
ストーリー・オブ・ラブ
隣のヒットマン
アンブレイカブル シリーズ
バンディッツ
ジャスティス
ティアーズ・オブ・ザ・サン
ホステージ
シン・シティ シリーズ
森のリトル・ギャング
プラネット・テラー in グラインドハウス
RED/レッド シリーズ
ムーンライズ・キングダム
エクスペンダブルズ2
LOOPER/ルーパー
G,I,ジョー バック2リベンジ
ダイ・ハード シリーズとアルマゲドンが最も有名かも知れませんが、それ以外にも様々なジャンルで見事な役割を演じてきました。
映画史上に残る有能な俳優であったことは間違いありません。
ブルース・ウィリス氏が本人の努力及び家族の支援で何とか快方に向かってくれる事を祈りましょう!
前頭側頭型認知症は2015年に厚生労働省が定める難病に指定されました。
日本でも大きく取り上げられているアルツハイマー型認知症とは異なる点がいくつかあります。
一つは発祥年齢が若く平均55歳くらいといわれていることです。
もう一つはアルツハイマー病と比べて、前頭側頭型認知症は人格の変化、繰り返し行動、言語機能への障害などが目立つことです。
他の認知症の中心的な症状である記憶への影響や幻覚や妄想などの症状はほとんどないそうです。
そして一番の難題は現時点では根本的な治療法は見つかっていないことです。
また、アルツハイマー病認知症のように進行を遅らせる治療薬もありません。
指定難病と診断されて重症度分類等に照らして一定の要件を満たした場合には医療費の助成が受けられます。
必要書類を都道府県・指定都市の窓口に申請すると医療受給者証が発行されます。
医療受給書が発行されると、所得に合わせて自己負担額の上限が設定され、超えた部分については支払う必要がなくなります。
場合によっては精神障害者保健福祉手帳を申請できます。
等級が1から3級まであり、税額計算上の控除を受けられたり、生活保護費の増額、各種公共料金の割引が受けられます。
市区町村の精神保健福祉に関する窓口が担当しているので相談しましょう。