国民皆聞こえ健診!
カテゴリ: 健康
公開日:2022年05月30日(月)
国民皆聞こえ健診!
報道によれば、現在政府が国民皆歯科検診の検討を開始しているという。
自身の歯を多く残す人ほど健康を維持しやすく入院回数が少ない事が明らかになっていて、
さらに歯周病などを放置すると糖尿病の合併症など大きな病気につながる可能性もあるらしい。
この様に歯の健康は他の病気誘発を抑え医療費全体を抑制する狙いが背景にあるようだ。
全国では約7割の自治体で40歳から、10年に一度、健康増進法に基づく歯周病対策の検診などが実施されているが、
受診率は1割にも満たないそうだ。
国民の歯に対する意識が低いのかも知れない。
これと同時に、聞こえの問題は同じように取り上げるべきでは無いだろうか?
聞こえが悪くなると人との会話を避けるようになったり、家に閉じこもり気味になったりする傾向が見られ、
さらに難聴が進むと鬱や認知症の原因にもなる可能性が指摘されている。
欧米に比べて軽度難聴の補聴器装用率が極端に低いのも日本の特徴で、歯と同様聞こえについても意識が低いのかも知れない。
健康寿命100年を目指すためにも政府が無料で聞こえの定期検診制度を導入し、
軽度難聴者にも早期補聴器装用の金額補助をする体勢を創生すべきである。