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うつ病に関連する神経伝達物質!

カテゴリ: 健康 公開日:2020年09月02日(水)

うつ病に関連する神経伝達物質!

うつ病とは脳の働きに何らかの問題が起きた状態と考えられています。
うつ病の患者数は近年増加しており、約96万人にのぼると言われています。

症状としては「こころの症状」が広く知られていますが、「からだの症状」もあります。

うつ病に関連する神経伝達物質としてセロトニン、ノルアドレナリン、ドパミンの三つが重視されています。

セロトニンは抑制型の神経伝達物質で、ノルアドレナリン、ドパミンは興奮型の

神経伝達物質です。

これらの物質の不足がどのような症状に関連しているかを表わすと次のようになります。。

緊張や焦燥:セロトニン

意欲の低下や興味の喪失:ノルアドレナリン

楽しみの喪失:ドパミン

不安:セロトニン+ノルアドレナリン

食欲の低下:セロトニン+ドパミン

活動性の性の低下:ノルアドレナリン+ドパミン

気分、情動、思考、認知の低下:セロトニン+ノルアドレナリン+ドパミン

 

新型コロナウイルスの影響で社会活動が抑制されると、日常で感じる一時的な気分の

落ち込みが起きるかもしれませんが、それはうつ病ではありません。

下記の症状がほとんど一日中、それが毎日、2週間以上続いた状態がうつ病だそうです。

「こころの症状」:

・元気がない

・不安やあせりがある

・遠くへ行きたいとか消えてしまいたいと思う

・以前からの趣味に興味を示さない

・何事もおっくうに感じる

・自分を責める

・会話や本などの内容が頭に入ってこない

「からだの症状」:

・よく眠れない

・食欲がない

・やることの能率が下がり、ミスが増える

・イライラする

・疲労感や倦怠感がある

・動機や息苦しさを感じたり、口が渇く

 

上記のような症状が一週間間以上続くようであれば、医療機関に相談しましょう!