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効果効能が抜群のカテキン!

カテゴリ: 健康 公開日:2020年06月21日(日)

効果効能が抜群のカテキン!

カテキンのことを掲載するにはもう少し前段階から始めなくてはなりません。

まず、植物性の食品の効果効能はファイトケミカルと称する次の3つがあります。

   体を維持するためのエネルギーやビタミンやミネラル源としてのはたらき。

   その食品を食べた時に口や鼻などの感覚器にはたらきかけ、味や香りなどを

感じさせるはたらき。

   人の生体をさまざまな方向から調節するはたらき。

 

次はファイトケミカルの分類ですが、次の5つのグループがあります。

   ポリフェノール類:赤ワインやココアの原料となる植物の色素やアクなどの成分

   β‐グルカン:多くのきのこに含まれる多糖類で食物繊維の一種

   テンペル類:柑橘類などに含まれる香りや苦み成分

   カロテン類:かぼちゃやにんじんなどの緑黄色野菜などに含まれる色素成分

   イオウ化合物:にんにくやねぎなどの刺激のある香り成分

 

本題のカテキンは上記のポリフェノール類に含まれていますが、ポリフェノールは

多くの植物に含まれる成分であり、現在では5000種類以上あるといわれています。

代表的なポリフェノールの種類と多く含まれている食品は次の通りです。

   イソフラボン:大豆、きなこ

   ケルセチン:たまねぎ、りんご、エシャロット

   カテキン:緑茶、抹茶、小豆、ココア

   アントシアニン:赤ワイン、ブルーベリー、黒豆

   セサミン:ごま

   テアフラビン:紅茶

   ヘスペリジン:柚子、温州ミカン、レモン

   ルテオリン:ピーマン、春菊、セロリ

   ナリンギン:グレープフルーツ、はっさく

   タンニン:れんこん、お茶

 

いよいよカテキンですが、主に4つの種類があります。

苦味をもたらす遊離型の仲間「エピカテキン(EC)」と「エピガロカテキン(EGC)」、

苦渋味をもたらし、コレステロールの吸収を抑制するガレート型の仲間

「エピカテキンガレート(ECG)」と「エピガロカテキンガレート(EGCG)」です。

4つのうちECは他の食品にも含まれるカテキンですが、他の3つは茶葉特有の

カテキンです。緑茶抽出液中の主なカテキンの割合はEGCGが約59.1%と最も多く、

次いでEGCが約19.2%、ECGが約13.7%、ECが約6.4%含まれています。

ECはお茶の他に、りんご、ブラックベリー、ソラマメ、さくらんぼ、ぶどう、梨、

きいちご、チョコレートなどに含まれています。

 

カテキンの効果効能は沢山あります。

   抗酸化作用:
体内の細胞を酸化させる毒性がある活性酸素を無毒化して、老化や病気の予防に
役立ちます。

   抗ウイルス作用:
ウイルスが細胞につきにくくするので、ウイルスが増殖でき図、風邪の予防に

つながります。

   抗ガン作用:
がん細胞の抗突然変異や増殖を抑制する作用があります。

   コレステロールを下げる作用:
食事中のコレステロールの吸収を抑え、排出を促す働きがあります。
LDLを低下させ、HDLは維持するので動脈硬化の予防になります。

   血糖の上昇を抑える作用:
腸からの糖のの吸収を抑える働きがあり、食後に上昇する血糖値を抑制します。

   殺菌作用・抗菌作用:
O-157などの食中毒菌や胃がんの原因となるピロリ菌の増殖をおさえるので、
食中毒予防や胃潰瘍予防に働きます。

   虫歯・口臭予防:
虫歯の原因になるミュータンス菌の増殖を抑えるので、虫歯予防ができます。

   肥満予防:
一定量のカテキンを摂取し続けると、肝臓での脂質代謝が高まり、エネルギー消費が

高まるため、体脂肪が減少します。またカテキンを継続的に摂取し続けると、

食事性脂肪の燃焼を上昇させ、食事誘発性体熱産生も上昇させます。

内臓脂肪が多い人ほど、食事誘発体熱産生が低いので、カテキンの摂取により、
消費エネルギーが増加し、肥満予防に役立つのです。

 

お茶は無糖ですから、水分補給の為にも、できるだけ飲むようにしましょう!