アルツハイマー型認知症予防に納豆卵かけご飯!
アルツハイマー型認知症予防に納豆卵かけご飯!
一見何の関連もないようですが、実は大有りでした!
アルツハイマー型認知症の原因の一つにアセチルコリン量の減少があります。
アセチルコリンは、副交感神経や運動神経の末端から放出され、神経刺激を伝える
神経伝達物質です。そして、アセチルコリンを生成するもとになるのがコリンという
栄養素なのです。つまり、コリンを摂取すると記憶力や注意力を保つことができるのです。
それ以外に、コリンには脂質代謝を促して体脂肪の分解を助け、コレステロール値を
減らす働きがあり、高血圧の予防、脂肪肝の予防、コレステロールの抑制につながります。
もう一つ忘れてならないのはコリンを構成しているレシチンです。
レシチンは細胞膜の主成分で、脳神経や神経組織を構成しています。
レシチンが持つ性質の乳化作用はいろいろな効果があります。
① HDLとLDLの量を調節し、動脈硬化を防ぎます。
② 血流が良くなることで酸素や栄養素が全身に行き渡るため、美肌効果があります。
③ 脂溶性ビタミンである、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKの吸収も
助けてくれます。
これほど大切なコリンとレシチンを含む食品が何かといえば、卵と大豆なのです。
肉の肝臓以外で最も多くコリンが含まれているのは卵で、100グラムあたり294ミリ
グラムです。大豆も多く120ミリグラムです。日本には規定がありませんが、米国では
1日に男性550ミリグラム、女性425ミリグラムのコリン摂取が推奨されています。
レシチンは大豆レシチンと卵黄レシチンの2種類があり、その名の通り大豆レシチンは
大豆や大豆製品、卵黄レシチンは卵黄に多く含まれています。
結局、コリンもレシチンに共通のキーワードは卵と大豆ということになります。
有数な頭脳食として、納豆卵かけご飯を積極的に摂取しましょう!