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がんになるリスクと食品の関係について!

カテゴリ: 健康 公開日:2020年04月23日(木)

がんになるリスクと食品の関係について!

がんを治す食品はありませんが、がんになるリスクを減らしたり、逆に増やしたりする

食事はあるそうです。

通信販売などでは、糖質を減らしたらがんにならないとか、オーガニックの野菜や果物が

がんに有効などの宣伝がされているものがありますが、科学的な根拠はほとんどないそうです。

大腸がんになるリスクを減らす為に、魚、ジュースではない野菜と果物、オリーブオイル、

ナッツ類、そして、玄米、全粒粉のパン、十割そばなど、精製されていない茶色の炭水化物

は有効だそうです。

逆に、大腸がんのリスクを高める食品としては、ハムやソーセージなどの加工肉が

挙げられます。2015年にWHOの専門機関である国際がん研究所が発表した所では、

加工肉を1日50グラム摂取する量が増えるごとにリスクが18%増加し、

牛や豚の肉も1日100グラム摂取量が増えるごとにリスクが17%増加するそうです。

胃がんについては塩分があります。塩分摂取量が1日10グラム以上の人は、10グラム

以下の人に比べ、リスクが2倍以上高くなるという調査結果があります。

和食は塩分摂取量が高くなりがちで注意が必要だそうです。例えば、何気なく食べている

カップ麺は1食分で、約4.8グラムの食塩が使われているようです。

ワインはポリフェノールが豊富で肝臓に良いような都市伝説がありますが、

アルコールであれば、ワインでも日本酒でもウイスキーでも焼酎でも、肝臓がんの

リスクは変わらないそうです。

コーヒーは大腸がんに、お茶は胃がんに、それぞれカフェイン効果があるような報道が

ありますが、実際はあまり効果がないようです。熱いものが頻繁に食道を通過すると、

食道がんのリスクが増える可能性があるので、コーヒーもお茶も熱過ぎない程度の

温度で飲んだ方が無難だそうです。

新型コロナウイルスだけでなく、がんと食事についても気配りしましょう!