股関節を110度にひらく「ゼロポジ座り」!
カテゴリ: 健康
公開日:2019年05月29日(水)
股関節を110度にひらく「ゼロポジ座り」!
最近、座り過ぎが健康に良くないと世界で注目されたています。
日本人は、一日に平均7時間も座っていて世界一なのですが、健康寿命で比較すると日本はシンガポールに次いで世界第2位なのです。
しかし、安心してはいけません。座っていて「動かないで」いると血流が悪くなり、その時間が長いほど血流の悪い状態が慢性化して血管が老化し、心臓血管系疾患になりやすくなるそうで、それを裏付けるデータも各国で発表されています。
職場でも自宅でも座っている時間はそれほど短縮することが出来ない人が多くいます。そんな時にお薦めなのが「ゼロポジ座り」という座り方だそうです。
普通は股関節を垂直、つまり90度にして座ると思いますが、これだと椎間板を圧迫して様々な障害につながる可能性があります。
それを解消するために、図のように股関節を110度に開いて座る「ゼロポジ座り」をすると、骨盤がまっすぐに立ち、脊椎も正しい状態になるので、脊柱起立筋や多裂筋などといった姿勢を支える筋肉が使われ続けるため、これらの筋肉が自然と鍛えられます。さらに、骨盤の上に腰椎がのり、脊椎全体が正しい状態になるので横隔膜の動きもよくなり、呼吸のたびに体幹の筋肉が鍛えられます。つまり、座っているだけで筋トレになるのだそうです。
これは簡単に出来ることなので、皆さん、すぐに実行しましょう!