高カカオチョコレートの効果・効能!
高カカオチョコレートの効果・効能!
これは皆さんがよく食べるミルクチョコレートの話しではありません。チョコレートの原料に使われているカカオ豆の話しです。
カカオ豆には私たちの健康に役立つ化学物質が沢山含まれていて、様々な効果・効能があります。そのいくつかを紹介しましょう。
その前に、ここで紹介する高カカオチョコレートとはカカオが70%以上含まれているチョコレートで、1日の摂取量の目安は25グラムであることを覚えておいてください。(25グラムの根拠は、ポリフェノールの理想的な摂取量が1日当たり1500mgであることに起因します)。
① 美肌効果:
カカオポリフェノールには抗酸化作用があり、体内の活性酸素を除去し、シミやしわなど肌の老化を抑制します。また紫外線による肌のダメージを修復する働きもあります。
② 動脈硬化の予防:
動脈硬化の原因となるコレステロールの酸化を抑制します。
③ 血圧の低下:
カカオポリフェノールは血管を広げて血圧を下げる効果があります。
④ 疲労回復:
苦味成分のもとであるテオブロミンが血行を良くし、自律神経を調節して疲労回復を促します。
⑤ 便秘の改善:
リグニンという不活性の植物繊維が、腸内に溜まった老廃物を排出して腸内環境を整えてくれます。また、コレステロール値を下げ、肥満や生活習慣病の予防も期待できます。
⑥ ストレスの予防・緩和:
カカオポリフェノールが血中のストレスホルモン分泌を抑えます。さらに、日常的にチョコレートを食べることで抗ストレス効果が期待できます。
⑦ アレルギーの改善:
カカオポリフェノールが活性酸素を生み出す因子の働きを抑制します。
⑧ 抑うつの予防:
ドーパミンやフェニルエチルアミン、セロトニンといったパワフルな抗うつ作用のある化学物質も含まれており、ウェルビーイング(身体的・精神的及び社会的に良好な状態)を促進します。
⑨ 老化防止:
カカオポリフェノールの他に、老化防止と言われているカルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラル分や食物繊維も含まれています。
⑩ 認知症予防:
カカオポリフェノールが脳に多く存在する「DHA」の酸化を抑える効果があり、認知症予防の効果も期待できます。
⑪ 咳を押さえる:
カフェインの様な属性があるテオブロミンが咳を抑制します。
良いことだらけの高カカオチョコレートを日常的に摂取しては如何でしょうか?