#空き家問題!
#空き家問題!
日本はそもそも平地が少なく家を建てる場所がないのに2024年4月30日現在空き家が900万戸あるという。
数字的に記載すると次の様になる。30年前と比べ倍になっている。
5年前と比べ51万戸増えている。
515万戸は賃貸や売却用で買い手や借り手を待っている状態。
残り385万戸は誰も住む予定のない放置空き家だ。
自分が住んでいる世田谷区では4月1日現在496、426世帯が居住しているが、
空き家は約5万戸ある。
全国で空き家率を見ると、東京は2.6%、神奈川は3.2%、大阪は4.6%だが、鹿児島は13.6%、
高知は12.9%、その他徳島や愛媛の四国が多く全体でも西日本が高い傾向にある。
放置空き家の70%は一軒家で、所有者の取得理由で約55%が相続、つまり否応なしに取得したもの。
放置の理由は物置に置いておく、更地にしても使い道がない、解体費用がかかる、想像人が複数の場合は合意形成が出来ないなどだ。
相続がされていない空き家も結構あるらしい。
能登半島地震で倒壊した家屋が法律的に手を付けられない映像が目立ってもいる。
さて、東京ではマンション、特にタワマンがこれでもかと言うくらい沢山建っている。
金持ちは一般人以上に高い金を払って住もうとする。
大きな地震が来たらメチャクチャ脆いタワマンに何故住むのだろうと不思議だが、これも放置空き家を増やしている理由かも知れない。
今後の最大課題である少子化対策に住宅問題もある。
安く賃貸出来る住環境が整備されれば、若者達が安心して子どもを育てる様になるかも知れない。
地方は過疎化が進み東京とは違う意味で早急な対策が必要である。
場所や地域で必要な対策は違う点もあるが、共通しているのは法的な障壁を早急に取り払って、放置空き家を無くし活用する必要性だ。
国が買い取り民間企業に再生してもらえば、雇用も生まれ、新規事業も生まれ、延いては国が豊かになるはずなのだが・・・?
(O・T)