能登半島地震の厳しさは続く!
能登半島地震の厳しさは続く!
石川県や自衛隊を始め数多くの支援者が懸命の復旧活動を行って一ヶ月経過した。
能登半島の地形が最大の理由だと思うが、復旧がなかなか進まない。
電気はほぼ回復したようだが、最も重要な水道が昨日現在4万890戸で断水となっている。
さぞかし辛い思いをされているだろうと思い何とかして上げたいが、寄付金以外何も出来ない自分が情けない。
能登半島にある志賀原発には3mの津波が押し寄せ、地震の揺れで燃料か漏れたりしたが、原発自体に損傷はないと発表されている。
偶々休止期間に地震が発生したのと運転を再開していないので、今後再開したらどんな事態が発生するか分からない。
さらに地震の再発の可能性もある。
志賀町の住民は毎年避難訓練を行っているようだが、今回避難しようとしたら道路がズタズタになったため,
避難ルートが使い物にならなかったらしい。
他県でも直面する町の過疎化は志賀町でも深刻で原発がなければ志賀町は消滅する様な状態だそうだ。
今回の地震で原発の恐ろしさを体感したが、原発がないと志賀町を離れらければならない
だけに原発廃止の判断に苦しむという。
国と自治体の防災対策は全く不十分である。
いろいろな災害にも役立つシェルターがほとんどないというお粗末さが象徴している。
能登半島と同じように海岸縁に集落が点在している自治体はいくらでもあるが、能登半島地震と同程度の地震、
さらには南海トラフ地震が起きたら救援物資の不足だけでなく、代替居住先の迅速な設営も出来ない場所だらけである。
設営するための資材の在庫もない。
自民党の石破議員が提唱した防災相は地方創生と合わせ急ぐ必要があるだろう!
(L・D)