バナナの始まり!
バナナの始まり!
バナナというと良くテニスの試合を思い浮かべます。4大トーナメントでも激戦になれば
なるほど、選手達がコートチェンジの時にチビリチビリとバナナで栄養補給をしているのです。
あの姿を見るだけで、バナナが吸収力が高く選手達にとって栄養効果が高いことがわかります。
バナナに含まれる栄養素は色々あります。
○ ナイアシン:
糖質や脂質の代謝を助ける働きがあるナイアシンはビタミンB群の一種で、
皮膚や粘膜の健康維持を助けてくれる働きがあります。
○ ビタミンB6:
ナイアシン同様ビタミンB群の一つです。たんぱく質の代謝を助ける働きがあり、
皮膚炎や貧血予防に効果が期待できます。
○ カリウム:
体内の余分なナトリウムを排出して血圧を下げてくれる効果があります。
バナナはこのカリウムが豊富に含まれており、高血圧予防に効果があると言われています。
また、むくみも解消すると言われているので、飲みすぎた日の翌日など食べてはどうでしょうか。
○ ポリフェノール:
ぶどうに含まれることで知られるポリフェノールが多く、強い抗酸化作用が期待できます。
バナナの実についている白いスジにもポリフェノールが豊富に含まれているので食べるようにしましょう。
○ オリゴ糖・食物繊維:
腸内の善玉菌を活性化させるオリゴ糖や食物繊維が豊富です。
便秘時など腸の調子がよくない時に食べれば整腸効果が期待できます。
その他にも、ビタミンC、マグネシウム、炭水化物などが含まれているのです。
こんな栄養素の多いバナナは現在世界各地で栽培され人気が高いですが、いつバナナが生まれたかというと、
紀元前1万年から3000年前迄の間に、東南アジアで種のないバナナが突然変異で生まれ、
それを人間が栽培したのが始まりとされています。
突然変異がなかったら、今頃テニスプレーヤーは何を間食しているのでしょうか?
自然のなせる技は奥が深いものです!