お肉の話!
お肉の話!
1.代表的お肉:
牛:良質のたんぱく質や脂質が豊富で亜鉛、鉄分、ビタミンB群も多く含んでいますが、
カロリーが高いです。
豚:疲労回復のビタミンといわれ、糖質をエネルギーに変え、皮膚や粘膜の健康維持も
助けてくれるビタミンB1が牛の約10倍含まれています。
鶏:皮なしの鶏肉は低カロリーで高たんぱくが特徴です。消化吸収に優れ、滋養強壮や
筋骨強化、疲労回復などにも効果的です。皮膚や粘膜を強化するビタミンAも、
牛肉の10倍、豚肉の3倍含まれています。
羊:脂肪燃焼を促すL-カルニチンが多く含まれ、コレステロールを提言する
不飽和脂肪酸が豊富です。また、他の肉に比べてカロリーと脂質は高めですが、
たんぱく質、ビタミン、ミネラル、脂質ののバランスが良いのが特徴です。
馬:低カロリーで高たんぱく、さらにビタミンやミネラルも豊富です。脂肪としては
魚に類似して、オメガ3(αリノレイン酸)が多いのも特徴です。
このαリノレイン酸は、がん発生を抑制し、血流をよくする効果が期待できます。
2.ダイエット中のお肉選び:
ダイエット中なら脂肪の少ない部位です。牛肉や豚肉ならヒレやモモ肉です。
鶏肉なら胸肉やささみです。
3.お肉の摂取量の目安(1日当り):
1日の「たんぱく質」の摂取量の目安は体重×1.0~2.0gです。
1度に多く摂り過ぎると、消化に時間がかかり、胃腸に負担がかかり便秘に
なることがあります。
1食あたりの「たんぱく質」摂取量は、男性30g、女性25gが目安です。
4.食材別たんぱく質の含有目安量:
お肉の種類 重量 たんぱく質量
牛ヒレ1枚 105g 22.4g
牛モモ1枚 188g 36.7g
豚ロース薄切り4枚 100g 19.2g
豚ヒレ 80g 18.2g
鶏ムネ皮無1枚 125g 27.9g
鶏モモ皮無1枚 200g 38.0g
ささみ(50g/)3本 150g 32.7g
併せて取るべき抗酸化作用のある食材:
ビタミンA:卵黄・ほうれん草・小松菜・モロヘイヤなど。
ビタミンC:ブロッコリー・レモン・小松菜・ほうれん草・キャベツなど。
ビタミンE:アボカド・アーモンド・ブリ・鯖・ブロッコリーなど。
尚、お肉は消化がよくないので、しっかりとよく噛んで食べることが大切です。
唾液の分泌が促され、胃腸での消化や吸収を助けてくれます。