フランス・スイーツの名前の由来が面白い!
フランス・スイーツの名前の由来が面白い!
日本で有名なフランスのスイーツは結構あります。その中で代表的なスイーツの名前を
調べてみたら、フランス人の名付けセンスはこんな感じなのかと思い結構面白いです。
それではいくつか見てみましょう!
シュウークリーム:
羊羹とシュークリームはどちらが太るかと言えば羊羹です。シュークリームは見た目が
太りそうな感じがありますが、意外と糖分は少ない様です。そんなシュークリームの
「シュー」はフランス語で「キャベツの薄い皮」という意味だそうです。
本当にキャベツの皮でクリームを来るんだわけではないと思いますが(真実は未確認
ですが)、シューの形状をキャベツと発想Sるところが面白いです。
ミルフィーユ:
これは以前滞在していたイタリアにもよくありましたので意味は分かります。
「ミル」は数字の1000ですから、あたかもパイ生地を薄く伸ばし、1000枚
重ねた様なイメージで名付けられました。実際には1000枚ほどありませんが
雰囲気は伝わってきます。尚、「フィーユ」は葉っぱの意味です。
エクレア:
表面にチョコレートを塗った細長いシュウクリームのイメージで、昔一番好きだった
スイーツですが、その名前の由来は知りませんでした。
フランス語でエクレールと発音しますが、その意味は何と「稲妻」ではありませんか!
何故このような名前が付いたかと言うと、中身のクリームが飛び出さないうちに、
稲妻の如く素早く食べなければならないからだそうです。あまりにもかけ離れた
名前の付け方なので、名前の由来は他にもありそうです?
フィナンシェ:
個人的にはほとんど食べたことがないスイーツですが、日本の女性には相当人気が
あるようです。製法は卵白・砂糖・粉末アーモンド・小麦粉・焦がしバターをまぜて、
長方形の浅い型に入れて作る焼き菓子です。そもそもこれをスイーツと言って良いのかも
分かりません。
「フィナンシエ」の意味はスイートとは全く関係のない「財界人」です。財界人と言えば
お金持ちの象徴の様に思えますので、フィナンシエがゴールドバーに似ていることから、
命名されたそうです。ゴールドバーは高くて買えませんので、フィナンシエを食べることで
ゴールドバーを手に入れた気分になりましょう!
シフォンケーキ:
これもまた個人的にはあまり食べたことがないスイーツです。
スイーツの本を紐解くと、このスイーツはバターを使わないスポンジケーキで、シフォンの
様にきめが細かい食感があると書いてあります。シフォンとは絹モスリンとも言われ、
極めて地を薄く平織りにした絹織物だそうです。
一方、仏和辞典でシフォンを調べたら、ぼろ切れ・雑巾が最初に出てきます。
優雅なイメージの絹織物とぼろ切れでは差がありすぎるように思いますが、フランス人の
ユーモアなのでしょうか?