5月8日はゴーヤの日!
5月8日はゴーヤの日!
1997年に沖縄県とJA沖縄が制定しました。
ゴーヤチャンプルーで有名なゴーヤの本名はツルレイシと言います。未熟な果実を野菜と
して利用するウリ科の植物です、一般名として、ニガウリとかゴーヤと称します。
独特の苦みがあって、好き嫌いが分れがちですが、栄養が豊富で、健康の維持や増進に
大いに役立つ野菜なのです。
栄養素としては多くのビタミンやミネラルが含まれていますが、特に次のものが注目です。
1. ビタミンC:
100g当り76mgも含まれています。ピーマンと同程度で、キウイフルーツや
一個のレモン果汁よりも多い数値です。コラーゲンの生成や鉄分の吸収を促進、
ストレスや風邪などに対する免疫機能の向上、体内の活性酸素の働きを抑える
抗酸化作用等、健康だけでなく、美容面からも大事な栄養素です。
2. 鉄分:
100g当り0.4mg含まれています。鉄分は全身に酸素を運んだり、様々な
エネルギー代謝にかかわっているので、疲労回復や免疫機能の向上に役立ちます。
3. 食物繊維:
100グラム当り26g含まれています。水に溶けにくい不溶性食物繊維を多く含み、
腸内環境と便通の改善ができます。
4. カリウム:
100グラム当り260mg含まれています。細胞の浸透圧を調整し、ナトリウムの
排出を助ける働きがあります。血圧を下げる成分でもあります。
5.モモルディシン:
ゴーヤの苦みを生み出す成分です。モモルディシンには、食欲促進や疲労回復などの
効果があります。
これから暑くなりますし、新型コロナウイルス対策としても、ゴーヤを摂取して健康を
維持するようにしたいものです。ゴーヤを選ぶ際は、緑色が濃く、固くて、イボが密集して
いるものが特にお勧めだそうです。