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チーズの話!

カテゴリ: 衣・食・住 公開日:2019年05月14日(火)

チーズの話!

チーズの専門店に行くと、様々なチーズが店頭に置かれていて目が回りそうな気分になります。思い浮かぶだけで名前をあげてみると、グリエール、エーメンタール、ゴーダ、チェダー、モッザレラ、パルミジャーノ、ペッコリーノ、ゴルゴンゾーラ。ロックフォール、カマンベールぐらいしか出てきませんが、店頭にはその何倍もの種類があります。
チーズが日本に入ってきた記録としては、6世紀に百済から仏教と一緒に入ってきた「酥(そ)」と17世紀にオランダから入ってきた「ゴーダ」がありますが、いずれも普及はしませんでした。日本で定着したのは明治時代で北海道が発祥の地と言われています。1963年に学校給食でプロセスチーズが正式に採用されて、一気に普及したのです。
大きく分けるとナチュラルチーズとプロセスチーズに分けられます。プロセスチーズはナチュラルチーズを一度粉砕して加熱して固め直したものです。
ナチュラルチーズの種類については、日本にあるチーズプロフェショナル協会が7種類に分類しています。
① フレッシュ:
  発酵時間が短く、モッザレラやカッテージが入っています。
② セミハード:
   非加熱でゴーダが入ります。
③ ハード:
   加熱書士を加えるので熟成は進まないですが保存がききます、チェダーが
   入ります。
④  白カビ:
  乳酸菌と白カビを使います。カマンベールが入ります。
⑤ 青カビ:
  乳酸菌と青カビを使います。ロックフォールやゴルゴンゾーラが入ります。
⑥ シェーブル:
  ヤギの乳使ったチーズです。バランセが入ります。
⑦ ウォッシュ:
  表皮を塩水やアルコール飲料で洗ったチーズです。リバロが入ります。

上記で気が付くと思いますが、ハードのチェダーチーズはナチュラルチーズですが、その後加熱するのでプロセスチーズと言えるかもしれません。

余談ですが、「フレンチ・パラドックス」という言葉があるそうですがご存知ですか?
フランス人はバターや生クリームたっぷりの食事を取っているしワインもたくさん飲んでいるのに健康だし、太っていません。同じような生活をして肥満が社会問題になってしまうアメリカなどで、この一見すると矛盾する現象を「フレンチ・パラドックス」と呼んでいるそうです。イタリア人もフランス人と同じような食生活をしていますが、南に行けば行くほど、イタリアン・パラドックスは発生しません。おそらく、気温(寒さ)の違いではないでしょうか?