#日本被団協・ノーベル平和賞授与!
カテゴリ: 文化・芸術
公開日:2024年12月11日(水)
#日本被団協・ノーベル平和賞授与!
何十年に亘る地道な活動をして来た日本被団協がノーベル平和賞を授与された。
代表して田中煕気巳氏が受賞演説を行った。
被爆の経験や地道な活動を話から始まり、後半は核の恐ろしさと廃絶を訴えた。
核で人類が自らを消滅させないようにと言われたことが特に印象的だった。
さらに、1994年に制定された被爆者援護法に触れる中で、「何十万という死者に対する補償は全くなく、
日本政府は一貫して国家補償を拒み、放射線被害に限定した対策のみを今日まで続けています」と語り、
その後再度「原爆で亡くなった死者に対する償いは、
日本政府は全くしていないという事実をお知りいただきたいと思います」と強調したのだ。
日本政府は従来から核のない世界を訴え、憲法にも核は作らない、持たない、持ち込ませないと明記しているのに、
世界原水爆禁止大会にオブザーバーとしても参加していないのだ。
世界の実態が核拡大に向かっているいるため、建前と実態は違うと言うことだろうが、
毎回首相が説明に窮している。
田中氏が指摘している国家補償について、これまで何もやっていないとしたら大変な驚きだ!
(M・J)