週間少年漫画雑誌の現状!
カテゴリ: 文化・芸術
公開日:2019年07月19日(金)
週間少年漫画雑誌の現状!
3月17日が漫画週刊誌の日であることは余り知られていません。
1959年3月17日に少年マガジン「講談社」と少年サンデー「小学館」が発刊されたのを記念して制定されました。その後1968年に少年ジャンプ「集英社」が発刊されました。
当時これらは3大少年漫画週刊誌と呼ばれていたものです。
発刊後、この3誌ともどんどん販売部数を伸ばしていき、1995年に絶頂期を迎えます。トップを走ったのは少年ジャンプで653万部を発行しました。2位は少年マガジンで453万部でした。少年ジャンプと少年マガジンはアクション、スポ根、バトルのカテゴリー漫画が多く、少年サンデーは学園ものが多かったと思います。何故かわかりませんが、1995年に少年ジャンプに連載されていたドラゴンボールが終了してから、発行部数は低下の一途をたどり、最近では少年ジャンプが約180万部、少年マガジンが約84万部、少年サンデーは約30万部まで下落しています。
発行部数不振の背景には、少子化、ゲーム人気、モバイル普及などの理由が複合的に絡んでいるようですが、それに加えて、電子版が普及しているのも影響しているかもしれません。ひょっとすると、漫画に飽きた人たちも沢山いるのかもしれません。
個人的には発刊以降ずっと購読していたわけではないのですが、初刊から少年ジャンプに連載された「男一匹ガキ大将」の主役である戸川万吉にとても感銘を受けました。あの頃の漫画には何か夢の様なものがあった気がします。それも時代のなせる業なのでしょうか?