全国一位の生産、讃岐うどん!
カテゴリ: 散策
公開日:2017年12月17日(日)
全国一位の生産、讃岐うどん!
日照時間の長い瀬戸内式気候で平野が多い香川県は、昔から水田が広がる一大穀倉地帯でした。江戸時代初頭ころから二毛作が盛んになり、小麦の生産が増加したことが讃岐うどんの原点です。特にうどんが広く知られ始めたのは金毘羅門前町の活況で、お参りに来る参拝客用の旅籠の一階はほとんどがうどん屋だったそうです。明治時代になると高松市内にうどんの行商人や屋台が増え、特に鰹節とだしをかけただけの“ぶっかけ”が人気だったそうです。香川県の家庭で当たり前に食べられた“うどん”が全国に広まっていったのにはそれほど時間はかからず、現在では各県で食べられるようになっています。
讃岐うどんとして、名産、特産、本場、名物等を表示する場合は、公正取引委員会などが定める下記の基準がありあることをご存知でしょうか?
・香川県内製造されたもの
・手打、手打式(風)のもの
・加水量-小麦粉重量に対し40%以上
・食塩-小麦粉重量に対し3%以上
・熟成時間-2時間以上
・ゆでる場合-ゆで時間約15分間で十分アルファ化されていること
讃岐うどんの人気店については、様々なグルメサイトがランキングを掲載しています。中でも、【補聴器のやまだ】様から車で5分くらいの所にある「山越うどん」は有名で、どのサイトでも上位にランクされています。毎日いろいろな県の方々が車で訪れて行列を作っています。釜玉うどんの元祖とも言われるこのお店に入ると、注文を次々に聞いてくれる女将さんが迎えてくれるのですが、その記憶力の良さに驚かされますよ!1度はぜひ訪れてみてください。