砂だらけの砂漠だけでないサウジアラビア!
カテゴリ: 散策
公開日:2024年01月04日(木)
砂だらけの砂漠だけでないサウジアラビア!
2億年前位にアフリカから分離して出来たアラビア半島の約2/3を占めるサウジアラビアは、
ゴビ砂漠のような砂だらけの砂漠と油田で稼いでいる国のイメージだった。
先日NHKBSでサウジアラビアの特集番組を観てそのイメージが相当変わった。
北部にネフド砂漠、南部にルブアルハリ砂漠(広さ25万平方km)があり、
その間を鉄分で赤色を呈しているアッダハナと呼ばれる弓状に曲がった長さ1500kmに及ぶ砂丘地帯が横たわっている。
砂漠と紅海の間には中央山地(北のヒジャーズ山地から南東のアシール山地)があり、標高2500m前後に達する。
その間のマッカ州、バーハ州、アスィール州にかけては標高2000mを超える高原地帯が広がっている。
南部には国内最高地点であるサウダ山(標高3313m)がそびえる。
つまり砂だらけの砂漠は少ないのである。
紅海側はアフリカ大陸と分離したときから地殻変動によるマグマの上昇及び火山活動が活発になり今日に至っている。
わずか10cmほどのすき間を挟んで立っている2つの巨岩は特に印象的であった。
NHKBSが紹介する観光地は下記画像で紹介されていた。
(O・T)