ジャヌー(クンバカルナ)!
ジャヌー(クンバカルナ)!
ヒマラヤと言えば誰もがエベレストを思い浮かべるでしょグ。
NHKBSにグレートヒマラヤトレイルというトレッキング番組があります。
石井邦彦と中島健郎という登山家兼カメラマンがグレートヒマラヤをトレッキングしながら、
見たこともないような情景を見せてくれる番組です。
特に気に入っているのはこの二人の喋り方に誠実な性格がにじみ出ていることです。
2020年頃に放映された5回シリーズの番組ですが、これまで何回も再放送されています。
全て録画して度々見返していますが、毎回新しい発見があり素晴らしい番組であり、
ヒマラヤの様々な景観を見ると清々しい気分になります。
今回はジャヌー(別名クンバカルナ)を掲載します。
左右に羽根を広げたようなジャヌーは地元で信仰の山になっていますが、その姿から怪峰、恐れる獅子、恐怖の峰とも言われます。
位置的には画像の様にグレートヒマラヤの東橋に鎮座するカンチェンジュンガ山群(右側)の最西端に聳えています。
グレートヒマラヤには8000m級が14峰ありますが、世界第3位のカンチェンジュンガ山群は五大宝蔵という意味で、
5つの宝蔵(山)のうち4つは8000m以上ですから、何らかの名前が付いた山はもっとあるかもしれません。
同じように7000m以上の山もたくさんあると推測しますが取りあえず名前が付いているだけで102峰あり、
それらが全てグレートヒマラヤにあるのです。
ジャヌーは世界で32番目の山で7710mあります。
北壁は落差3000mの絶壁で画像のベースキャンプ(C2)から垂直に登頂した人はいないようですが、
点線のルートで日本対がはじめて北壁登頂に成功したそうです。
余り華々しい報道はありませんが、日本山岳対は登山の世界では結構有名な様です。
番組で知った暇等ゥ兄ついて波これからも掲載しようと思います。