桜とイチョウが美しい・東京工業大学
カテゴリ: 散策
公開日:2020年12月16日(水)
桜とイチョウが美しい・東京工業大学
東急目黒線と東急大井町線が交差する駅・大岡山といえば東京工業大学が有名です。
両線の左右に別れているキャンパスがあります。
大岡山駅に隣接するのは本館があるメインキャンパスです。住民二もキャンパスを共有
するような配慮が行き届き、平日も休日も多くの市民がキャンパスを訪れています。
本館の前には内側に桜が2列に植えられ、外側にはイチョウ並木があり、春も秋も綺麗に
彩られます。
両線の反対側は大岡山から隣駅の緑が丘までキャンパスが広がっています。
そこには2本のまっすぐな通りがあり、一つはイチョウ並木、もう一つは
イチョウと桜が片側に並び美しさを競い合っています。
こちらも近所の住民が子供を遊ばせたり散策したりして、すぐ近くで気晴らしが出来る
恩恵を享受しています。特に大岡山と緑が丘は標高差が15m位あるでしょうか、運動を
している気分になれる坂があって体調を測るのにも役だっています。
イチョウの黄葉は真っ盛りを過ぎ、辺りは落ち葉だらけです。来春の春の桜が待ち遠しい
ところです。
もう一つ大学の気配りに感心させられるのは、多くの木に名札がついていることです。
緑が丘地区ではイチョウ以外の大木ではブナ科のスダジイが目立ちます。
暖地性照葉樹林を代表する樹種のひとつで、耐潮性が強く巨木になりやすい高木です。
成長すると樹皮に縦の切れ目が入ることが特徴です。
両方のキャンパスを結ぶ線路上の端から眺めると大きな木が群がっています。
左は黒松とクスノキの競演で右はスダジイです。
モミジも少し残っていました。