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17回目の高尾山!

カテゴリ: 散策 公開日:2020年08月27日(木)

17回目の高尾山!

2020年末までに20回登ろうと誓いを立てて挑戦している高尾山ですが、

8月25日に17回目の登頂を果たしました。4kmの1号路を登るのですが、

これまでの記録である高尾山口駅から頂上まで1時間3分を破ろうと懸命に歩きましたが、

残念ながら1時間4分でした。今回はまだ余力が感じられたので、小仏城山迄行こうかと

瞬間考えましたが、スタート時間が遅かったため諦めました。その代わり新しいルートを

探すために、今まで気になっていた3号路途中から薬王院に行くルートを歩いてみました。

驚くことに幅の広い下り坂をハイキング気分で行くと薬王院に着いてしまったのです。

薬王院から山頂までは厳しい階段が待ち構えいつも苦戦するのですが、このルートを

行けば階段を避けて山頂に行けることが判りました。次回は1号路の途中から

このルートを経由して、どのくらいのタイムで山頂まで行けるか挑戦してみます。

薬王院の山門を通過すると2体の天狗様が迎えてくれます。

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高尾山開山630年を記念して、2017年に造立されました。

この天狗様は訪れる善男善女を静かに、いつも見守っているそうです。

その横に「六根清浄 石ぐるま」があります。真ん中に五角の石車があり、向かって右側に

「懺悔 懺悔」、左側に「六根清浄」と彫られています。

takaorokkon

「懺悔」とは、心を迷わせる、貪り、怒り、愚痴の三つの煩悩を悔い改め、反省の心を

うながす意味があるそうです。

「六根清浄」とは、次の様な人間の大切な感覚器官を指しています。

・物事を見つめる目

・臭いをかぐ鼻

・音を聴く耳

・味覚を味わう舌

・感触を感じる身

これらの大切な情報を判断する意(心)が清らかになる願いを神仏に祈る意味が

あるそうです。

懺悔懺悔、六角清浄とお唱えしながら石ぐるまを回すと、身も心も新たな気持ちに

なるそうです。残念ながら、コロナウイルスの影響で石ぐるまを回している人は

いませんでした。

補聴器に関連したサイトを運営している者として、音を「聞く」ではなく、

音を「聴く」耳と書かれているのが印象的でした。

私は高音である8000ヘルツの聞こえが相当悪く、以前は体温計が鳴るピーという

音が聞こえなかったのですが、最近は集中していると聞こえるようになりました。

これも高尾山に17回登ったおかげかもしれません。