忍野八海・涌池!
カテゴリ: 散策
公開日:2020年05月01日(金)
忍野八海・涌池!
忍野八海とは山梨県南都留郡忍野村にある湧泉群です。
富士山の雪解け水が地下の溶岩の隙間をすり抜け、約20年間をかけて濾過され、
忍野村で八カ所の泉を形成しているのです。
国の天然記念物と名水百選、県の新富嶽百景に選定されていますが、2013年には、
「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一部として、世界遺産に登録されました。
8つの泉とは「出口池」、「お釜池」、「底抜池」、「銚子池」、「湧池)」、「濁池」、「鏡池」、
「菖蒲池」ですが、最も人気があって特に注目したいのが「涌池」です。
八海の中で最大の湧水量を誇り、55mもある水中洞窟があります。また、水の青色と
藻の緑色のコントラストが美しく、橋の上から池をのぞきこんでいる人が沢山います。
さらに、1983年にNASAが宇宙で雲をつくる実験に「涌池」の水を使用しました。
訪れるには、富士急行線富士吉田駅からバスで15分の忍野八海バス停で下車し、
徒歩5分と気軽に行くことが出来ます。