伊豆半島がユネスコ世界ジオパークに認定!
伊豆半島がユネスコ世界ジオパークに認定!
そもそもジオパークとは?
【地球や大地を表す "Geo" と、公園を示す "Park" を組み合わせた造語が大地の公園、すなわちジオパーク "Geopark" です。もともと地質学的に重要な地域の保全と地域社会への貢献を目的としたもので、1990年半ばに活動が広がり、2000年にヨーロッパジオパークネットワーク(EGN)が設立されました。2004年にUNECOが支援を表明して世界ジオパークネットワーク(GGN)が成立し、日本においても2009年に日本ジオパークネットワーク(JGN)が誕生しました。2015年にはUNESCOの正式事業として認定されています。
ジオパークは3つの活動を柱にしています。
1.保全
ジオパークを保全する活動
2.教育
ジオパークを教育に活かす活動
3.観光(地域振興)
ジオパークを観光に活かす活動で、持続可能な観光=ジオツーリズムを振興して地域に貢献する活動 】
「顕著な普遍的価値を持つ遺産の保護を目的とする世界遺産と異なり、資産を活かした教育や観光といった持続可能な開発を視野に入れている点が特徴です。」
ユネスコ世界ジオパークの概要について!
ユネスコ世界ジオパークは、地層、岩石、地形、火山、断層など、地質学的な遺産を保護し、研究に活用するとともに、自然と人間とのかかわりを理解する場所として整備し、科学教育や防災教育の場とするほか、新たな観光資源として地域の振興に生かすことを目的とした事業です。ユネスコの国際地質科学ジオパーク計画(IGGP)の一事業として実施されています。
現在、世界で35か国・127のユネスコ世界ジオパークが認定されています(2017年8月現在)。
日本では今回の伊豆半島以外に、8地域(洞爺湖有珠山、糸魚川、島原半島、山陰海岸、室戸、隠岐、阿蘇、アポイ岳)が認定されています。日本人出すべて訪れた人はどれほどいるのでしょうか?