#藤井七冠・ダブル永世達成!
カテゴリ: 趣味
公開日:2024年08月29日(木)
#藤井七冠・ダブル永世達成!
昨日行われた王位戦第五局で藤井王位は渡辺九段を圧倒し、98手で勝ち連続五期獲得で永世王位の称号を取得した。
棋聖と合わせダブル永世称号だが、これまでの記録である羽生九段の24歳9ヶ月を更新する22歳1ヶ月での獲得である。
これで通算タイトル数は24まで積み重ねた。
叡王戦で破れ、連続が22で途切れたのは残念だが前人未踏の速さであることに変わりはない。
藤井七冠の快進撃を見ながら思い起こすのは羽生九段の総獲得数99である。
羽生九段のこの数字を知っているものとして全盛期に飛ぶ鳥を落とす勢いだったのを良く憶えている。
中盤から終盤にかけて多少首を掲げ斜め目で盤面を睨み、予想外の手を打つのである。
これに怯えまたは誤魔化され対戦相手が悪手を打って羽生九段が勝つのを難度も見た気がする。
それに比べると藤井七段は中盤まで難度も首を垂れて渋い表情や仕草を見せながら最後には勝ってしまうことが多い。
王位戦1~3局はその仕草が典型で渡辺九段が3連勝でもおかしくなかったのだ。
羽生・藤井両永世棋士の対照的な仕草も比較して見ると面白く感じる。
ところで羽生九段の総タイトル数99を藤井七冠が抜くのは何時だろうと想像するのもまた楽しい。
単純に七冠を後10年維持したとすると合計94になる。
10年間全て維持することは無理として平均6割維持するとすれば藤井七冠が38歳時に到達することになる。
そこまで生きているか分らないが、出来ればその瞬間を見てみたい気がする。
(L・D)