#純金茶わんで起きた茶番劇!
#純金茶わんで起きた茶番劇!
11日に日本橋高島屋で1080万円で販売されていた純金の茶わんが盗まれたと言い、TV報道で大騒ぎになった。
13日に容疑者が逮捕され、あっさり白状したらしい。
この事件は盗まれたこと以外に注目すべきことがある。
それは売買価格の差が大きすぎることだ。
皆さんが婚約か結婚リングで購入するダイヤは購入価格がつり上げられていて皆騙されているのである。
不要になってそのダイヤを売る段になると値段は買ったときの10分の1以下となり自分の愚かさに驚く。
しかし金は公定価格があるので売買共に儲け額の競争が激しく販売・買い取り業者共にべらぼうなマージンは取れない。
今回の純金茶わんは延べ棒でも取引所で売買される金ではなく、
あくまで創作物・技術品だから金の公定価格を基準とした金額設定なっていない。
しかし1080万円の物が180万円で買い取られたということは価格差があまりにも大きくびっくりしたのだ。
高島屋が茶わんへの加工代と合わせ相当利益を上乗せしたのではないか?
買い取りは競争が結構厳しそうなので、金価格にある程度の利益を乗せただけで、芸術性は無評価で買い取ったように思う。
地金が1グラム12000円としたら180万円は150グラムになる。
茶わんなので精々100グラムが良いところだと考えると、
50グラム分は延べ棒に戻すための経費プラスマージンである程度納得できる。
デパートで偶に純金展みたいな販売会が行われ、特に熟年組が子ども達に残す意味も含め高い物を購入する場合が多いようだが、
将来的な財産として考えるなら製造物が業界で認可されている金地金製造業者で延べ棒を購入すべきである。
最近は物騒なのでやっている人はほとんどいないと思うが、床下とか頑丈な金庫に金の延べ棒を保管し、
毎晩隠し場所から出して触りながら、ヒッヒッヒと喜んでいる熟年層がいるかも知れない。
(P・M)