見応えあった名人戦第1局!
カテゴリ: 趣味
公開日:2024年04月12日(金)
見応えあった名人戦第1局!
昨日まで2日間かけて行われて名人戦第1局、藤井名人に挑戦するのは強敵豊島九段である。
今でこそ無冠だが数年前は最大4冠を保持していた棋士だ。
藤井名人の先手で始まった対局は2日目夕方でもAI評価はほとんどイーブンであったが、
それから徐々に豊島九段が優勢となり、最大評価値73対27位まで藤井名人は追い込まれていた。
素人の自分でも藤井名人は大丈夫かな?と思ったが、そこから徐々に挽回し夜8時頃にはAI評価がイーブンに戻ったのである。
それでも藤井名人は豊島九段の攻めを受けるばかりで逆転の雰囲気が無い。
一方豊島九段も色々手を尽くすが仕留めるのはもう一駒足りないのである。
9時を過ぎて藤井名人が持ち時間4分、豊島九段が10分くらいになった時、
ついに藤井名人が逆転し、じりじりAI評価の藤井曲線を描いていく。
終局は9時44分141手で20時間以上の戦いが終了した。
序盤から前例の無い展開になり、両棋士が英知を絞って指された名局と言って良いのではないか!
これで藤井名人のタイトル戦連勝は16となり大山康晴15代名人が持つ17に迫った。
次は伊藤七段との叡王戦第2局でこの勝敗に注目が集まる。
(L・D)