19歳6ヶ月で藤井五冠誕生!
19歳6ヶ月で藤井五冠誕生!
期待はしていましたが、昨日藤井四冠が4連勝で渡辺王将を下し新王将になると同時に十代で五冠になりました。
羽生九段でさえ22歳10ヶ月でなったほど、そして1950年から出来たタイトル戦でこれまで3人しかいなかった5冠に19歳でなってしまうというとは、今後打ち破ることが出来ないような大記録でしょう!
タイトル戦の歴史は名人戦と九段戦(全日本選手権杯)の1950年に始まりました。
1951年には今回獲得した王将戦が始まり、1960年に王位戦がはじまったのです。
九段戦は1962年にタイトル名が十段戦に変わり、1988年から現在の竜王戦になっています。
全部で8タイトルがありますが、4タイトルが二日掛かりの7番勝負で残り4タイトルが1日制の5番勝負になります。
2日制の7番勝負は名人戦、竜王戦、王将戦、王位戦ですが、今回のタイトル獲得で藤井四冠が3つを獲得したことになります。
そしてさらに驚くことはこれらの4タイトル戦で16勝1敗の成績を残していることです。
考える時間があればあるほど強さを発揮するので、これからも当分タイトル防衛を重ねて行くのではないでしょうか!
残る名人戦の挑戦も将棋ファンが期待していますが、3月中にA級リーグ戦に昇級するかどうかが判明し、
2022年度にA級リーグ戦で優勝すると2023年4~6月に行われる名人戦挑戦となるのです。
昨日王将タイトル獲得後、富士山に例えれば何合目まで登っているイメージかと聞かれた時に「森林限界の手前です」と答えたそうです。
森林限界なんて粋な語彙を使うではないですか、19歳の藤井五冠は!