読書の選択肢!
読書の選択肢!
本を読むのは楽しいものです。
好きな作家の作品を読んでいると時間を忘れて読み耽り気が付いたら何時間も立っていたなどということはよくあります。
この楽しい読書を阻むものは何か。視力の低下です。私の場合は老眼になったころから少しずつその影響が表れました。
老眼も徐々に進行していくとまず文庫本を読むのが辛くなります。そこで単行本でとなるのですがソファーやベッドに寝転がって読むというずぼらがしにくくなります。更に老眼が進むと単行本でも夜など見辛くなります。こういった過程を徐々に踏んで気が付いてみたら読書量が一気に落ちてしまいました。
そこで初めて電子書籍というものに目が向きました。それまでは電子書籍があるのはわかっていましたが、目に悪いだろうとか紙をめくるあの楽しさがないのは嫌だとか、食わず嫌い状態だったのですが、本を読みたい一心で試してみることにしました。
読書用のタブレットを買い使ってみると思ったよりずっといいのです。思わず昔のようにどんどん本を読み進めることができました。
文字の大きさも変えられるし手元の光もあるので読み辛さが大きく軽減されるのです。また、突然思い立ってこれが読みたいと思った時も本屋に行く手間もなくすぐに読むことができます。流行になった本などが店頭から消えてしまっても電子書籍ならそんな心配もありません。そんな訳で今は紙の本と電子書籍を両方気分によって使い分けています。
更に先日からオーディオブックを試しています。耳で聞く読書です。読書とは言わないかもしれません。でも読書と同じ情報を耳から得ることができます。話す速度は変えられるのですが標準の速さだと読む速度より遅いので理解がしやすいように思えます。じわじわと脳が理解していくような感じです。またナレーターによってはその本が読むよりも生き生きと伝わってくることもあります。別の作業をしながらでも読みたい本を聞き続けることもできます。
人間は二つ以上のことを同時に行うと脳が活性化するらしいので脳トレにも役に立つかもしれません。
今はテクノロジーが進んで選択肢が増えたことで楽しみの幅ができうれしい限りです。