トラ(虎)の世界!
トラ(虎)の世界!
絶滅危惧亜種に指定されているトラは世界で4~5000頭しか生存していないそうです。
自分が寅年生まれのせいかライオンよりトラに惹かれます。
プロ野球にも阪神タイガースがありますが、六甲おろしをうたいながら応援する熱狂
ファンをTVでみていると、トラの性格とはちょっと違うような気がしてファンになろう
という気にはなれません。
トラは9種類に分けられますが、現存しているのは5-6種類です。
最も多いのがインドを中心に生息するベンガルトラで生息数の約半分を占めています。
動物園にいるホワイトタイガーはベンガルトラの突然変異種で、1951年に発見され
その後アムールトラとの交配を経て現在に至っています。
猫科最大の動物とも言われるアムールトラはシベリアを中心に生息していますが、
350頭程度しか存続していないようです。体長は大きくて3.5mにもなり、
まさにトラの王様でしょう。以前、池袋のサンシャインビル近くで剥製のようなアムールトラが
展示されていましたが、電動仕掛けで動くので迫力満点でした。
インドシナ半島に生息しているのがインドシナトラです。体長はベンガルトラより小さく
1000?程生息しているようです。
マレー半島に生息しているのがマレートラです。以前はインドシナトラと同亜種と思われていましたが、
2004年に別亜種であることが分かりました。インドシナトラより小型になります。
スマトラ島に生息しているのはスマトラトラで中型のトラです。生存しているのはおよそ
500頭といわれています。
中国の華南省を中心に生息していたのがアモイトラですが、既に絶滅した可能性が
高く、現在は世界の動物園で300頭ほどが飼育されているだけです。
上記以外、カスピ海沿岸に生息していたカスピトラ、ジャワ島で生息していたジャワトラ、
バリ島で生息していたバリトラは絶滅しました。
自然破壊を阻止し、保護地区を広げるなどしながら、トラの絶滅を解消してほしいと
思います。