囲碁・井山3冠が3度目の大三冠達成!
カテゴリ: 趣味
公開日:2020年10月17日(土)
囲碁・井山3冠が3度目の大三冠達成!
将棋の世界は17歳の藤井二冠の大活躍で注目が集まり、少年を含め多くの方が将棋を
指すブームが起こり、正に活況を呈しています。
一方、囲碁の世界では、過去2機七冠を達成して国民栄誉賞を獲得した井山三冠が、
先日芝野名人に勝ち、3度目の大三冠を達成しました。大三冠とは囲碁の世界で
最も権威のある棋聖、名人、本因坊のタイトルを独占することを言います。
これまで大三冠を達成したのは趙治勲名誉名人が2度達成しているのみで他にはいません。
さらに、今回の獲得で井山四冠は七大タイトル通算49回獲得となりました。
将棋界における羽生段九段の99回には及びませんが、囲碁の世界では凄いことなのです。
七大タイトル通算獲得数の2位は現在64歳の趙名誉名人の42回が最高で、
現役棋士に限っては張羽九段の24回が2位なのです。井山四冠は現在31歳ですから、
今後どれだけ回数を増やすのか見当もつきません。
囲碁の世界は30年ほど前までは日本が世界で最も強かったのですが、現在は国際大会で負けることが多く、
中国と韓国の後塵を拝しています。囲碁の世界にもAIが導入されて来ましたので、
それも活用しながら、日本の地位を復活させてほしいところです。
現在の七冠値摂る保持者は次の通りです。
棋聖:井山裕太 31歳(8連覇中)
名人:井山裕太
本因坊:井山裕太(9連覇中)
王座:芝野虎丸 20歳
天元:井山裕太 (5連覇中)
碁聖:一力遼 23歳
十段:芝野虎丸