ダイヤモンドの4C!
ダイヤモンドの4C!
ダイヤモンドの評価が4Cであることは多くの人が知っています。
ダイヤモンドは値段が高いので中々手が出ないものですが、買った物を売る段階では
値段が10分の1くらいになってしまう製品です。ダイヤモンドはものすごく固い
鉱物なのでキズがつく可能性がほとんど無いはずなのに何か変です。
個人的には売る時の値段が安すぎるか、初期購入の値段が高すぎるかのどちらかと
思っていますが、何れにしても評価をする4Cの内容を知る必要があります。
1. CUT(カット):
代表的なカットはラウンド ブリリアン カットと称し、通常は58面体ですが、
TASAKIは57面体、オリエンタルダイヤモンドの最高カットは194面体と
いろいろあります。
評価の方法はプロポーション(総合評価)、ポリッシュ(表面の研磨仕上げ状態)、
シンメトリー(対称性)の3点です。すべてEXCELLENTなのを
3EXクラスとし、合計6段階に分けて評価します。
2. CLARITY(透明度):
専門家が適正な光源のもとで10倍のルーペで調べて決定します。光の通過を
邪魔する内包物や内外面のキズが全くないものを最高のFL(Flawless)
クラスとして合計11段階に分けています。
3. CARAT(重さ):
CARATを大きさと思っている人がいるかもしれませんが、これは重さです。
1906年に国際的に定められ、1CARATは0.2グラムです。
日本で最も多く売られているのは0.2CARATや0.3CARATでとても
軽いダイヤモンドです。0.2CARATの直径は約3.8mm、0.3CARATは
約4.3mmになります。CARATは値段に一番敏感かもしれません。
CARATが2倍になると価格は4倍になるともいわれています。
4. COLOR(色):
無色透明度を評価します。無色透明度の最高をDクラスとして、それ以下
アルファベットのZ迄、黄色みを帯びる程度によって23段階に分けられています。
1つ問題があってダイヤモンドの約60%は紫外線(ブラックライト)を照射すると
紫外線を吸収して発光するそうです。この蛍光性は自然光下では白く濁って輝きを
失わせるので、蛍光性のない約40%のダイヤモンドを選ぶ必要があります。
これから購入される方は、ご予算は別として、3EX、FL、Dクラスで、蛍光性のない
ダイヤモンドを選択されることをお薦めします。