「明日」の読み方!
カテゴリ: 趣味
公開日:2020年08月28日(金)
「明日」の読み方!
何気なく使っている言葉の由来について、質問されると咄嗟に答えられないことが
ありませんか?
先日はお寿司でよく使われる言葉について記載しましたが、この「明日」の読み方に
ついても同じことが言えます。
読み方としては「あす」と「あした」と「みょうにち」があることは誰もが知っています。
では、どのように違うのでしょうか?
「あす」は漢字の使い方の基準を定めた「常用漢字表」で定められた読み方で、言わば、
正式の読み方です。
「あした」とは元々「朝」を意味する単語で「夕方」を表わす「夕べ」と対で
使われていました。その後、次の日の朝という意味でも使われるようになり、
さらに意味が拡大され、翌日全体を意味する言葉になったようなのです。
「みょうにち」は「あす」の丁寧語として扱われています。「昨日」を「さくじつ」と
読むのが「みょうにち」と同様丁寧語になります。
日本語は奥が深いと感じる今日この頃です。