7月11日は「国際人口デー」!
7月11日は「国際人口デー」!
1987年7月11日にユーゴスラビアで生まれたマテイ君は世界人口を50億人に
した赤ちゃんでした。国連人口基金(UNFPA)がそれを認定したのです。
UNFPAは50億人になったことを記念して、7月11日を世界人口デーにすることを
提案し、1990年に国連総会で国連デーの一つとして決定されました。
その後世界人口は増え続けています。70億人を超えたのが2011年でした。
国際連合・統計部人口部門が公開した世界人口白書2020によると、2019年の
世界人口は77億1500万人で、2018年から約8千万人増えています。
2050年には100億人を超える予測も出ているそうです。
人口が多い国ベスト10は次の通りです。
1位:中華人民共和国中国(14億4186万人)
2位:インド (13億6642万人)
3位:アメリカ合衆国 (3億3238万人)
4位:インドネシア (2億7063万人)
5位:パキスタン (2億1657万人)
6位:ブラジル (2億1105万人)
7位:ナイジェリア (2億0096万人)
8位:パングラデシュ (1億6305万人)
9位:ロシア (1億4587万人)
10位:メキシコ (1億2758万人)
日本は2018年では10位でしたが、2019年にメキシコに抜かれ11位に
なりました。毎年人口が減っていますので、今後もランクは下がると思われます。
ランクされた数字をみていると、中華人民共和国とインドが群を抜いて多いことが
分かります。アジア勢が半分の5カ国ランクされ、人口総数は34億5853万人で
10カ国全体の44億7637万人の77.3%を占めています。
アフリカ勢でナイジェリアがランクされています。2019年にはじめて2億人を
超えました。2050年には4億人を超えるともいわれています。
このように世界の人口は増加するペースが持続していますが、気象変動の影響で
農産物の収穫減少に加え、大量のバッタ発生などで、食料供給の危機も指摘されています。
健全な世界人口の増加とはどのようなものなのか、良く考える時代だと思います。