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関東と関西におけるいろいろな慣習の違い!

カテゴリ: 趣味 公開日:2020年06月09日(火)

関東と関西におけるいろいろな慣習の違い!

大学卒業後社会人になりはじめて関西の同期達と接したときに、言葉も雰囲気もかなり

違うことを感じました。あれから45年以上経過し、全く違和感がなくなっていますが、

今でも関東と関西には慣習の違いが残っています。いくつか掲載します。

・めんつゆが違います。

 関東は濃い口醤油で関西は薄口醤油を使います。呼び方も関東がつゆに対し
 関西はだしです。尚、薄口醤油は色が薄いだけで塩分はむしろ薄口醤油の方が多いのです。

・・エレベーターで立つ側が違います。
 関東は左で関西は右です。関西が右側なのは、以前大阪万博で右に並ぶことが

 決められたからです。意外と関西人も従順ですね。

・・タクシーの色が違います。
 関東は様々な色を使いカラフルですが、関西は基本的に黒です。関西の黒はこれまた
 大阪万博の時に、黒色の方が高級感があるからと決められた名残なのです。

・マクドナルドの呼び方が違います。
 関東はマックで関西はマクドです。マクドナルドの正式な呼び方はマック・ドナルド

 ですが、日本ではマクドナルドと続けてしまいます。

・・バスの乗り方が違います。
 例外もありますが、関東では前から乗って先に料金を払い、目的のバス停で後ろから
 降ります。関西は後ろから乗って、降りるときに料金を払って前から降ります。

・・トイレットペーパーが違います。
 関東はダブルが好まれますが、関西はシングルが好まれます。シングルの方が紙が厚く、
 個人差はありますが、1ロールで使える回数も多いところが人気の理由だそうです。

・電圧が違います。

  誰もが知っていることですが、関東は50Hzですが、関西は60Hzです。
 何故違うかというと、明治時代に遡ります。電力供給が一般化した明治時代に、

 日本の電力会社は発電機を海外から買っていました。その時に東日本は

 ドイツ(50Hz)から購入し、西日本はアメリカ(60Hz)から購入していました。

当時、静岡県の富士川から新潟県の糸魚川を堺に東西が分れていたのですが、統一する

ことはなかったそうです。東西の意地の張り合いの名残とも言えそうです。

・・食卓に並べられる味噌汁の一が違います。
 関東は右手前ですが、関西は左奥です。本来は全国共通で右手前に置くのが正しい

 ようですが、関西圏では、主菜が手前にあったほうが食べやすいということで左奥に

 なっているというのが有力な説です。

 

その他にもいろいろあるようですが、歴史や地域的な文化の差で、関東と関西に様々な

慣習の違いが表れるのは面白いですね。