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イカとタコの違い!

カテゴリ: 趣味 公開日:2020年05月27日(水)

イカとタコの違い!

あなたはイカ派?タコ派?といった議論が頻繁に起こるイカとタコの違いについて

調べて見ました。

1.生物学上はイカもタコも軟体動物門・ 頭足綱・ 鞘形亜綱に属しますが、イカは
十腕形上目で、タコは八腕形上目・タコ目という違いがあります。

2.見た目では、足の数が違います。誰でも知っていますが、イカは合計10本(足が8本、
触腕が2本)でタコは8本です。

3.知能も違います。イカは鏡に映る自分を自分だと認識する鏡像認知が出来ます。タコは
餌の入った容器の蓋を開けることや、道具を使うなど、動物の中でもトップクラスの

  知能を持っています。

4.住処が違います。イカはヒレを活用して泳ぎ回りますが、タコは岩場や砂地に生息し

海底を這い回わります。

5.吸盤も違います。イカはかぎ爪といってとげで引っ掛けますが、タコは吸盤で

  吸い付きます。

6.墨が違います。逃げるときに使うのは同じですが、イカの墨はどろどろの墨で
吐いた墨を自分と思い込ませて逃げます。タコはさらさらの墨で、墨を拡散させて 

  目くらましにして逃げます。

7.どちらも体の色を変えられますが目的が違います。イカは会話や威嚇の為に変色

  しますが、タコは周囲の色に合わせる擬態です。

8.卵の扱いが違います。イカは抱卵しませんが、タコは抱卵します。

9.体の特徴が違います。イカは体内に殻を持ち、泳ぐためのヒレもあり、さらに、
外套膜に切れ目がありますが、タコには全てありません。

10.釣り方が違います。イカはいわゆる釣り漁ですが、タコは壷で釣ります。

11.漁獲量が違います。2018年の漁獲量ではイカが8万4千トン、タコが
3万6千トンでした。イカは例年10万トン以上の漁獲量がありますが、

   2018年は極端に少なかったそうです。

12.栄養成分についてはイカとタコはあまり違いがありません。参考までに、

スルメイカ・ヤリイカ・マダコの成分を掲載しておきます。

(100グラム当り) スルメイカ    ヤリイカ     マダコ

エネルギー:     88kcal   85kcal  76kcal

水分:        79.0g    79.7g   81.1g

たんぱく質:     18.1g    17.6g   16.4g

脂質:         1.2g     1.0g    0.7g

炭水化物:       0.2g     0.4g    0.1g

ナトリウム:     300mg    170mg   290mg

カリウム:      270mg    300mg   290mg

カルシウム:      14mg     10mg    16mg

マグネシウム:     54mg     42mg    55mg

リン:        250mg    280mg   160mg

鉄:         0.1mg    0.1mg   0.6mg

亜鉛:        1.5mg    1.2mg   1.6mg

銅:        0.34mg   0.25mg  0.30mg

ビタミンA:    13μgRE    8μgRE   5μgRE

ビタミンE:     2.1mg    1.4mg   1.9mg

ビタミンB1:   0.05mg   0.04mg  0.03mg

ビタミンB2:   0.04mg   0.03mg  0.09mg

ナイアシン:     4.2mg    3.5mg   2.2mg

ビタミンB6:   0.20mg   0.10mg  0.07mg

ビタミンB12:   6.5μg    1.1μg   1.3μg

パントテン酸:   0.54mg   0.27mg  0.24mg

ビタミンC:       1mg      2mg     0mg

飽和脂肪酸:     0.16g    0.18g  0.07mg

-3系多価不飽和脂肪酸:0.27g   0.25g   0.11g

-6系多価不飽和脂肪酸:0.02g   0.01g   0.02g

コレステロール:   270mg    320mg   150mg

食塩相当量:      0.8g     0.4g    0.7g