食料品購入・百貨店vsスーパーvsコンビニ!
食料品購入・百貨店vsスーパーvsコンビニ!
新型コロナウイルス感染問題で、明日にも非常事態宣言を発表されるかも知れません。
食料品については毎日買うことが出来るので、まとめ買いの必要は全くありません。
しかし、どこで買うかというと、最寄りのお店で購入する傾向が出てきそうです。
購入場所の代表的な場所は、百貨店、スーパー及びコンビニです。
2019年の売り上げを比較すると次のようになっています。
百貨店 :15兆9152億円
スーパー:10兆7880億円
コンビニ:11兆1608億円
昨年は新型コロナウイルスの影響がなかったせいで、百貨店の食料品売り場の人気が
そのまま売り上げに反映された結果となりました。
しかし、その百貨店も、2014年の17兆527億円から売り上げが減少しています。
2020年がどうなるかと言えば、新型コロナウイルス感染問題が解消されるまで、
最寄りのお店での購入が見込まれるので、コンビニの注目度が上がる可能性があります。
そもそも、コンビニという形態が発祥したのはアメリカだそうです。
1927年に、「サウスランド・アイス」という会社が、氷を売る売店に日用雑貨や食料品
などを品揃えし、毎日営業を始めたのがそのルーツといわれています。
現在の経済産業省の商業統計で、業態分類としてのコンビニエンスストアの定義は、
「飲食料品を扱い、売り場面積30平方メートル以上250平方メートル未満、
営業時間が1日で14時間以上のセルフサービス販売店」です。
日本でコンビニが出現した時期は定義が曖昧だったため、日本における1号店には
諸説があります。年代だけで見ると、1962年に岐阜県多治見市国鉄多治見駅に
設営された鉄道弘済会の駅中店ですが、上記定義からは外れているようです。
スーパーやコンビニには、歴史的に売り上げ13兆円の壁があると言われています。
2019年末時点で、コンビニは55,620店が全国に存在しています。
セブン・ファミリーマート・ローソンが全体の80%以上を占めるらしいですが、
どこにもある利便性効果で、13兆円の壁を破ることが出来るか注目したいところです。