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ヘクトパスカル(hPa)とミリバール(mbar)との違いは?

カテゴリ: 趣味 公開日:2019年09月09日(月)

ヘクトパスカル(hPa)とミリバール(mbar)との違いは?

昨晩(8日)から今朝にかけて関東に来襲した台風15号の暴風雨は凄かったですね!窓に当たる風の音や雨の音がうるさくて、眠りが浅かったように思います。

現在TVでは台風の規模を表現するのにヘクトパスカルを使っています。日本では1992年からヘクトパスカルを使うようになったのですが、その前まではミリバールと表現していました。いずれも一定範囲の大気中の圧力の強さを表す単位です。

日本最大の台風として知られる1959年の伊勢湾台風の最大中心気圧は929ミリバールで4万人以上の死傷者を出しました。現在、日本周辺の平均気圧は1013ヘクトパスカルです。この2つの単位の違いについて知っている人はどの位いるのかわかりませんが、結論は同じで、1hPa=1mbarなのです。国際単位系SI(International System of Units)に合わせるために、1992年にミリバールを廃止してヘクトパスカルへと切り替わったのです。最近は、毎日詳細な気象情報がTVで報道されていますが、正確さは今ひとつのようです。せめて1013ヘクトパスカルと930ヘクトパスカルの持つ意味は把握しておきたいですね。