2014年と2018年の「都道府県魅力度ランキング」!
2014年と2018年の「都道府県魅力度ランキング」!
毎年、ブランド総合研究所が「地域ブランド調査」を行っているのですが、実は余り知られていません。この調査は、47都道府県と国内1000の市町村を対象にして、その認知度や魅力度、さらにはイメージ等、全84項目からなる綿密な内容なのです。トップ5位までと最下位3位までを見ると次のようになっています。
2018年 2014年
1位: 北海道 北海道
2位: 京都 京都
3位: 沖縄 東京
4位: 東京 沖縄
5位: 神奈川 神奈川
45位: 佐賀 福井
46位: 徳島 群馬
47位: 茨城 茨城
上位5都道府県は不変で、なんとなくその理由もわかる気がしますが、最下位の方は結構変動が激しいようです。2018年に最も挽回したのは福井県でした。2018年の順位は39位まで上昇し、魅力度ランクポイントではトップで49%アップしました。改善理由は、福井県がを打ち出した『観光新戦略』の中心に据えられた『恐竜王国 福井』というスローガンでした。恐竜の化石が発掘されている福井県の勝山市は、2007年に発表された『世界の最もきれいな都市トップ25』で9位に選ばれている世界的にも注目されている街なのですが、地元の方々も余り知らなかったようです。福井駅前には恐竜のモニュメントを設置して、観光客の写真撮影スポットにするなど、福井県全体での地道な努力が実を結んだ結果と言えます。2年とも最下位の茨城県は福井県を見習って、『観光新戦略』に取り組んでみてはどうでしょうか?