「ボヘラプ」とは?
「ボヘラプ」とは?
大手の一角であるTOHOシネマズが、6月1日から観賞料金を100円上げることを発表しました。アルバイト人件費などの運営コストの増加が理由とのことですが、実に26年振りの値上げです。26年振りであればまあいいかと思うのですが、業界ではあまり歓迎されていません。TOHOシネマが値上げをするということは、他の大手も当然上げてくるでしょうから、映画ブームが益々落ち校で行くと危惧しているからです。「ボヘミアン ラプソディー」が注目を浴びて、映画鑑賞は伸びていると思っていたのですが、実態は2016年をピークに2017年が前年比2.9%減、2018年が前年比2.7%減と落ち込んでいるのです。10月には消費税が上がることも危惧の材料になっているようです。映画には夢があるので、我々が盛り立ててあげなければと思いますが如何でしょう?
ところで表題の「ボヘラプ」ですが、これは「ボヘミアン ラプソディー」の略称です。いつも思うのですが、日本人は4文字略語が好きで、しかも実にうまい4文字にすると感心してしまいます。「ボヘラプ」が歴代興行で相当上位に入っていると思いきや、18位なのには驚きました。歴代上位を掲載します。
第1位:『千と千尋の神隠し』(2001年) 308億円
第2位:『タイタニック』(1997年) 262億円
第3位:『アナと雪の女王』(2014年) 255億円
第4位:『君の名は。』(2016年 205億円
第5位:『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001年) 203億円
第18位:『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年) 125億円(上映中)