日本人のパスポート保有率は僅か23.5%!
日本人のパスポート保有率は僅か23.5%!
各国のパスポートの自由度を測定するヘンリー&パートナーズの「パスポートインデックス」2019年版が公開され、日本のパスポートは昨年に引き続き、単独首位を獲得したことが解りました。外国を訪れるということでいえば、日本のパスポートは世界最強なのです。しかしながら、2017年の旅券統計によると、日本人のパスポート保有率は約23.5%で全人口の4人に1人しかパスポートを持っていないのです。先進諸国で見ると米国は4保有率で、カナダは66%、イギリスは76%と日本を圧倒しています。何故、日本人は海外に行こうとしないのか、理由を探ってみました。
① 言葉の問題:義務教育で学習する英語でも会話力が不足している可能性があります。
② 安全性の問題:世界各地でのテロ報道による不安感があります。
③ 海を渡る不便さ:陸続きではないので、欧州のように気軽に行くことが出来ません。
④ 費用の問題:日本発着便の値段が他国に比べて高いです。
⑤ 長期休暇の取りにくさ:日本には1週間以上の長期休暇を取る習慣があまりありません。
⑥ 国内の見どころが豊富:日本は世界でも有数の観光資源国で、豊かな自然や長い歴史に基づく伝統文化があり、わざわざ海外に行く必要
性を感じない可能性があります。
⑦ 高齢社会:若い世代の保有率は相当高いと思いますが、総人口の27%ほどを占める65歳以上の方々の保有率が低いのかもしれませ
ん。
今年のラグビーワールドカップや来年の東京オリンピック開催で、益々外国人観光客が来られるでしょう。わざわざ海外に出かけなくても彼らとの接点は日本で撮れますから、まずは彼らとの文化交流を積極的に図り、その後、興味のある海外に旅行をして視野を広げては如何でしょうか?