世界にある凄い樹!
世界にある凄い樹!
○ 気になる樹「モンキーポッド」はハワイ・オアフ島のモアナルア・ガーデンパークに生殖しています。日立のCMに出てくるので日本人には超有名です。画像は友人が先週撮ったものですが、高さは25mほどで、枝張りは40mくらいです。最大のものはベネズエラのマラカイにあり、枝張りは58mにもあるそうです。2回羽状複葉葉という葉に特徴があり、午後になると閉じてしまうので「ねむの木」とも呼ばれ、さらに、降雨前にも葉が閉じるので「レインツリー」という呼称もあります。
○ 世界一デカい(体積)樹はアメリカ・セコイヤ国立公園の「ジェネラル・シャーマン」です。根本の直径はなんと11mで、高さは83.8m、樹齢は約2300~2700年です。実際に見たらデカくて驚くことでしょう!
○ セコイヤ国立公園をさらに北に行ったところにある、レッドウッド国立公園の中には、世界一高い樹「ハイペリオン」があります。この樹の高さは、115.55mにもなります。
○ イエメンのソコトラ島に赤い血を流す摩訶不思議の樹「竜血樹」が生殖しています。別名「ドラゴン・ブラッド・ツリー」とも呼ばれ、樹を傷つけると血のように樹脂が流れ出し、昔から地元の村で傷口の炎症や出産の止血止め、染料などに使われています。
○ マダガスカルには、バオバブという、悪魔が巨木を引き抜いて、逆さまに突っ込んだ様な奇妙な並木があります。大きいものは高さ約2
0m、直径は約10mにもなるそうです。
○ 世界最古のブリストルコーンパインがカリフォルニア州インヨー国立森林公園内の、海抜3000mの場所で周りを見渡しています。樹齢は4847年で、発芽したのは紀元前2832年だと言われています。同じ公園内に樹齢4000年を超える同種の樹が十数本あるというので、この樹齢は真実なのでしょう!
○ 樹齢では日本も負けていません。世界遺産にもなっている屋久島の縄文杉は、以前樹齢7200年と言われていました、しかし、古木の周囲を3本程度の若い木が融合して包み込んでいる合体木である可能性が浮上し、外側の若い木の部分の年代測定では樹齢約2700年と判定されています。中にある古木は7200年かもしれません!
○ 最後は、日本が世界に誇る山高神代桜で、山梨県北杜市にあります。一般的なソメイヨシノの樹齢は60年と言われていますが、この山高神代桜はエドヒガン桜という品種で、樹齢は約2000年と言われています。
ついでに1922年10月12日に国の天然記念物に指定された日本五大桜を掲載しておきます。今年のお花見で、いずれかの桜を拝みに行きたいものです!
三春滝桜(福島県田村郡三春町)
石戸蒲ザクラ(埼玉県北本市)
山高神代桜(山梨県北杜市)
狩宿の下馬ザクラ(静岡県富士宮市)
根尾谷の淡墨桜(岐阜県本巣市)