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東横線・学芸大学駅と都立大学駅! - 天と地にある物事を想い巡らすサイト!よろず放談

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東横線・学芸大学駅と都立大学駅!

カテゴリ: 趣味 公開日:2018年11月01日(木)

東横線・学芸大学駅と都立大学駅!

東横線沿線に居住していることもあり、学芸大学駅と都立大学駅を取り上げます。何故大学が存在しないのに両駅名があるのでしょうか?東京学芸大学は1964年に小金井市に移転をし、東京都立大学に至っては、1992年に八王子市に移転後、2005年に首都大学東京に名前まで変更しています。歴史を紐解くと、両駅が開業したのは1927年です。学芸大学駅は「碑文谷」として開業し、その後青山師範学校(のちの東京学芸大学)の移転に伴って「青山師範」、さらに学校名の変更によって「第一師範」となり、その後学芸大学駅となりました。都立大学駅は当初「柿の木坂」で、その後東京府立高等学校(のちの都立大学)の移転と校名変更に合わせて「府立高等前」「府立高等」「都立高校」、そして都立大学駅と変わっていったのです。両駅とももともとは地名でしたが、その後学校の名将が変わるたびに変わって行ったのです。それであれば、大学が無くなった現在、駅名を変えるべきとの発想が出てくるのですが、今日現在変わっていません。実は、受験生などから「駅名が紛らわしい」という声が出たため、1999年に両駅の地元である目黒区は、3分の2以上の賛成があれば変更する方針で、区民にアンケート調査を行いました。その結果、「学芸大学」の駅名変更に賛成したのは549名で反対は934名。「都立大学」は賛成が630名で反対が436名だった為、両駅とも名前を変更せず今日に至っています。区民からは「長年親しんだ駅名を変えないで」という声が多かったそうです。今日年の8月に、小池都知事が発表したところによると、大学名が変わったことによる認知度の回復を狙い、2020年度から首都大学東京を東京都立大学に戻すそうです。「都立大学駅」を残す理由にもなりそうです!