#101回箱根駅伝の行方!
#101回箱根駅伝の行方!
大学3大駅伝の集大成、箱根駅伝が近づき、マスコミの予測報道が忙しくなってきた。
毎年正月は実業団駅伝と箱根駅伝で始まるので個人的に最大の関心事でもある。
1月2日の往路。3日の復路で行われる217.1kmで争われるこの戦いは、
ここ数年往路で勝負が決まってしまうので3日があまり面白くないのが残念だ。
復路の逆転で最近特に印象に残っているのは2019年の東海大学。
8区で東海大の小松が登り坂で東洋大を抜いてトップに立ちそのまま初優勝をしたのが良かった。
大昔では早大の櫛部が強烈な印象を残した。
1年生コンビの武井が1区区間賞でトップとなり櫛部に襷を繋いだ。
櫛部も快走しトップを維持していたが3区への中継所2KM手前で突然体調不良になり、
フラフラヨレヨレで何とか襷を繋いだが最下位に転落した。
この2KMの状況をTVが放映してくれたが、何回か倒れそうなシーンや歩く場面もあったので、
見てる我々としては諦めて止めたら?とか、あまりにも残酷だ?とか感じたものだ。
あの当時と今の箱根駅伝は選手達の体力、練習方法、厚底シューズなどで走力が違うのと、
大学の勢力図が大きく変わっているのが目立つ。
2024の出雲と全日本は國學院が初優勝した。
全日本の2位は駒澤で常連校だが、3位は原監督率いる青学で2009年までは無名に近い存在だった。
101回は2連覇を狙う青学、3大駅伝制覇を目指す國學院、一昨年のリベンジを期す駒澤が有力といわれているが、
ネット上でダークホースとして話題に登るのは創価、城西、早大、順天堂だ。
全出場校の中で10KMの平均タイムが最も早いのは中央だが、
いつもトラックでは速いが、ロードでは失速する傾向が見られる。
最近は高校の有力選手達が分散して入学するのも有力大学の地図が変わった理由の一つだ。
個人的には青学が優勝候補だと思うが、1区、5区、6区の順位に注目したい。
(M・J)