#最初で最後の金メダル!
カテゴリ: スポーツ
公開日:2024年08月23日(金)
#最初で最後の金メダル!
日本の湯浅亜実がパリ五輪の新競技種目ブレイキンで優勝した。
優勝候補の一人と言われていたが、本当に優勝するとは大したものだ。
古希を越えた自分にはなかなか理解出来ないスポーツだが、発端は1973年ニューヨークのブロンクスのようだ。
その後DJプレイ、ラップ、ブレイクダンス、グラフィティなどに派生・昇華して、
1990年代にブレイキンが國際競技として世界中で開催されるようになった歴史がある。
男子はもっと本命視されていた半田重幸が4位に終るという可哀相な結果となった。
競技はステージに2人の競技者が上がり、DJが流す音楽に合わせたダンスを評価してもらう方式。
評価は9人のジャッジが「技術性」、「多様性」、「完成度」、「音楽性」、「独創性」の5項目を採点して、
どちらか得点の多い方に軍配を上げるというものだが、各審査員の点数が我々には見えないので実際の所良くわからない。
半田重幸は動きでは最高だと思ったが、背の高さとかアメリカ発祥などのことを想像すると、不利な面があるようにも思った。
そんな新競技で湯浅亜実が金メダルを取ったというのは東京五輪の時のスケボーと同様、初金メダル取得に意義がある。
更に彼女の場合は最後の金メダリストでもあるらしい。
何故なら次期ロサンゼルス五輪以降ブレイキンは競技種目にしないことが決まっているらしいからだ。
やがてギネスに登録されるかも知れない!
(J・O)