侍ジャパン・WBC優勝!
侍ジャパン・WBC優勝!
個人的には絶対勝てないだろうと思っていましたが、実際に対戦したら日本の投手陣がメジャーリーガー達に十分通用し、
接戦を守り抜いて驚くことに優勝してしまいました。
試合を振り返ると日本は準決勝までと同様残塁の山を築きますがなかなか点が入りません。
村上と岡本のホームラン、ゲッツー崩れで取った合計3点を、投手陣が米国の2本塁打だけに抑えて守り勝ったのです。
MVPには大谷が選出されましたが、本当のMVPは栗山監督だったかも知れません。
全体的な人選と各試合における采配が際立っていました。
合計7試合を戦いましたが、観戦する我々を最大限楽しませてくれました。
全体を振り返ると打者では近藤と吉田が光りました。
投手は正に全員が貢献しました。
WBCは経験の場としては大変貴重だと思います。
特に昨日投げた佐々木、山本、湯浅と本日投げた今永、戸郷、高橋、伊藤、大勢は、
最高のメジャーリーガー達を相手に堂々と立ち向かい結果を出したわけですから、
セ・パ両リーグ開幕後も素晴らしい成績を納めるような気がします。
大谷が最終回に登板して最後にエンゼルス同僚のトラウトと対決したのは運命的なものを感じました。
相当疲れていたとは思いますが、最後はトラウトを三振に仕留め胴上げ投手になったのです。
ベーブルースしか存在しなかった二刀流に挑戦して2021年にMLBのMVPを獲得し、
今回WBCで頂点に立ったことで二刀流は完成の域に達したのかも知れません。
侍ジャパンはこれで3度目の優勝ですが、MLB現役選手の参加は今回が一番多かったのでこれまで以上に勝ちがあるように思います。
日本人選手に対するMLBチームや報道陣の見方が変わることは間違いありません。
これからも日本の野球の進化を期待します!