2023年の大相撲の行方!
2023年の大相撲の行方!
興行としての相撲が組織化されたのは、江戸時代の始め頃(17世紀)とされ、
記録としては1624年に四谷塩町長禅寺(笹寺)において明石志賀之助が行ったのが最初だそうです。
大相撲の歴史を読むと1624年以降様々な出来事や変化があって今日に至っていることが分かります。
最近の大相撲はコロナの影響もあったのでしょうが、内容の濃い相撲が減り、役力士も安定せず、力士の数も減少しており、
人気がかなり落ちているように見えます。
1624年から続いて来た伝統の国技が消滅する危惧さえ抱きます。
そんな中、明日から初場所が開幕します。
昨年は毎場所優勝力士が変わり、平幕優勝が4回もあったのです。
照ノ富士のボロボロな両膝に大相撲を背負わせるわけには生きませんので、
やはり大関のだらしなさが大相撲の人気を下げた原因だと言わざるを得ません。
明日から始まる初場所では横綱照ノ富士は両膝の問題で休場し、最高位は大関の貴景勝唯一人となります。
それを補うために関脇4人、小結4人を配置しました。
幕内上位には現在力がありそうな力士が揃っているので、中国の春秋戦国時代の様相を呈しています。
正に群雄割拠の場所でどちらが勝つか分からない取り組みが沢山出てくると考えます。
また、この時期を踏まえて出てくるであろう成績優秀な力士達は横綱を目指せる大関になってくれるだろうと思います。
ところで相撲協会には今場所絶対やってほしくないことがあります。
それは横綱と大関が不足しているのを理由に安易に横綱や大関に推挙することです。
対象になるのは貴景勝と高安と豊昇龍です。
貴景勝は体重はありますが身長が低すぎて横綱を務める力士ではないように思います。
歳とともに馬力も落ちていきますから大関ですら短命かも知れないので、
そんな短命な横綱を出しては益々大相撲の人気が落ちるではないですか!
高安と豊昇龍も成績如何によっては大関候補になるでしょうが、
高安は怪我が多いので怪我をしない相撲が取れているかを十分見極める必要があります。
一方、豊昇龍は先場所の後半戦を見て優勝するための精神力が出来ていたいことが分かりました。
これ以上9-6や8-7大関はうんざりなのでしっかり横綱になれる心技を見極めるべきです。
今場所誰が優勝するか分かりませんが、大相撲人気回復の起点場所になってくれる事を祈ります!