2023年箱根駅伝優勝候補は?
2023年箱根駅伝優勝候補は?
年末になると報道も自分も箱根駅伝の優勝候補が気になります。
タイム的には青学と駒大が圧倒的な支持を集め、実際にこの2校が超有力と認めざるを得ません。
この2校に対抗出来そうなのが國學院、順天、中央、創価なのだそうです。
日本人の体格が向上し、練習方法が改善され、厚底シューズの出現など、走力の向上が顕著ですが、
高校時代の有力選手達が多くの大学に散らばったことも大きな要因になっているのではないでしょうか?
どの大学も主導権を取るために往路に主力選手の半分以上を投入しています。
出雲と全日本で有力選手が明らかになってきましたが、箱根は20km以上走らなければならないので
トラックでの5kmや10kmのタイムは余り参考になりません。
注目されるのは先ず出だしの第1区間です。
ここでトップに立ち2位に20秒くらいの差をつけられたら理想的です。
第2区間は最長で最後に権田坂の強烈な登りがあるコースです。
田澤と近藤のが走り、さらに創価のムルワがどう絡むか見物です。
第3区間は緩やかな下りが途中まで続きます。この下りを上手く使える選手がどこから出てくるでしょうか?
第4区は山登りに繋ぐとても大事な区間でどの大学が区間トップになるか注目されます。
5区は最も有名な山登り。以前の今井、柏原、神野の様な山の神が誕生してほしいところです。
山の神が誕生したら一気に優勝候補になります。
二日目の始まりは下りの6区です。
東海大学の舘沢が爆走して57分17秒の新記録を記録しましたが、
それくらいの選手がいると箱根駅伝辞退が盛り上がります。
5区も6区も3~5分ぐらいの差を縮めたり広げたりする可能性があるのです。
個人的には6区が大切だと密かに思っています。
7区は平坦なコースなので選手の実力差が出ます。
復路で一番逆転が起きそうなのは8区です。
後半の長い上り坂で逆転のシーンが何度となく展開されました。
駒澤の花尾が注目されます。
9区と10区はどの大学も長距離が強い選手を配置している様なので今回は余り波乱は起きないように思います。
と言うことで、青学と駒澤、それに続く國學院、順天、中央、創価から優勝校が出ることは間違いないでしょう。
青学と駒澤の勝負では予想に反して当日調子が出ない選手が出てしまった方が負けと言うことになる様に思います。
1月2日~3日に注目です!