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プロ野球ドラフト会議で思うこと!

カテゴリ: スポーツ 公開日:2022年10月21日(金)

プロ野球ドラフト会議で思うこと!

日本のスポーツ人口を示すと以下のようになるそうだ。

22位:柔道(65万人)

21位:剣道(69万人)

20位:ゲートボール(83万人)

19位:ソフトボール(302万人)

18位:バスケットボール(486万人)

17位:バレーボール(514万人)

16位:テニス(563万人)

15位:スキー・スノボード(609万人)

14位:その他(718万人)

13位:バドミントン(756万人)

12位:卓球(766万人)

11位:サッカー(814万人)

10位:野球(814万人)

9位:ゴルフ(890万人)

8位:サイクリング(893万人)

7位:釣り(981万人)

6位:登山・ハイキング(1,134万人)

5位:水泳(1,243万人)

4位:ジョギング・マラソン(1,366万人)

3位:ボウリング(1,433万人)

2位:器具でのトレーニング(1,667万人)

1位:ウォーキング、軽い体操(4,682万人)

これは1年に一回でもやったことがある場合の数字なので、例えば野球を見ても814万人がプロを目指す数字ではない。

それではプロ野球を目指して野球に取り組む人はどれくらいいるのだろう?

プロ野球で支配下及び育成登録されているのは約900人。

小学生11万6千人、中学生14万4千人、高校生13万4千人、大学生2万9千人、社会人や地方リーグで約2000人とすると、

合計42万5千人になる。

毎年行われるドラフト会議の対象者は高校生の1/3,大学生の1/4,社会人その他の1/5と想定すると約5万2千人になる。

毎年ドラフト会議で選ばれるのは支配下と育成を含め120人前後だから確率は0.23%になる。

この低い確率のために最低5万2千人が毎日必死で練習しているのである。

大学を出て一般の社会人になるよりはるかに厳しい世界だと思う。

さらに120人に選ばれても我々がTV観戦で認識し、それなりの成績をのこす選手はもっと少ない、

加えて病気や怪我さらに体力低下などで何年間現役でプレーできるか分からないのである。

もう一ついいことかどうか不明だが、行きたい球団を自分で選べない点である。

昨今のように巨人だけがもてはやされた時代ではなので選手達はどこでも良いと思っているのかも知れないが、

普通の就職だと就職志望先を選べるので。

こんなことを考えているとドラフト会議とはとても残酷な世界だと感じるのは間違っているだろうか?

選ばれなかった人の中で別の人生を歩むことになる人、選ばれても競争に勝てず野球の世界を離れる人は、

どんな道を歩むにしても懸命に野球に打ち込んだ日々は決して無駄にはならないという信念を持って

真っ当な人生を楽しく歩んでほしいと思う。